すり傷 熱傷 湿潤療法

すずひろクリニック
内科 リウマチ科 アレルギー科 皮膚科

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すり傷・切り傷 熱傷


 すり傷、切り傷、熱傷は、湿潤療法を行っています。湿潤療法を行うと、傷は、速く・きれいに治っていきます。ご家庭における治療の行い方を、わかりやすく、目の前で実施して説明します。手順書もお渡しします。自己流の方法は、リスクがありますのでご注意下さい。

・目次

 
   すり傷・切り傷
   傷の処置(包帯交換)のポイント:湿潤療法
   熱傷






・すり傷 切り傷

すり傷 切り傷


すり傷や切り傷などの傷の処置は、
湿潤療法を基本として実施します。
これらの傷は、乾かして、かさぶたができてしまうと、治るのに時間がかかり、あとも残りやすくなります。

傷の状態をみて、治療方針をたてます。傷の状態が良くない場合は、
デブリドメントにより、
悪い組織を取り去る必要があります。
そのあと、
湿潤の状態が続くように密封することが湿潤療法です。

この方法により、傷の治りは、
早くなります。

なお、傷の状態を、毎日しっかり観察しないと、傷が化膿してその発見が遅れてしまう場合もあります。
傷をきれいに直すには、経過中
傷を化膿させず、良好な状態に保っておくことが必要です。

湿潤療法のメリットは、傷の治りが非常に早い点、痛みがほとんどない点、傷跡が残りにくい点、などです。
 
 縫合が必要な場合は、形成外科に紹介します。

亜鉛欠乏があると、傷の治りが悪くなります。傷があるときには、特に
亜鉛の補給が大切です。

褥瘡の治療においては、特に亜鉛の補給が大切です。高齢者は、亜鉛欠乏の頻度・程度が強く、亜鉛補給の必要性がより強いです。

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・傷の処置(包帯交換)のポイント:湿潤療法

傷の処置(包帯交換)のポイント:湿潤療法

1. 傷が汚れている場合、傷および周囲の広い範囲を、流水を用いて、丁寧に洗い流します。
手、足全体を温浴して、汚れをとることもあります。

2.
 傷本体は、Dr.ウオーターに浸したガーゼや綿球でこするか、直接噴霧します。
うっすら血がにじむ程度にやや強めにこすります。
傷の中の垢は、こすってぬぐい取るようにします。

 良好な肉芽(にくげ)を露出させた状態にするのがコツです。

傷には、一般の消毒液(イソジン、ヒビテンなど)は、つけません(傷の治りが遅れます)。

なお、
Dr.ウオーターは、傷の治りを妨げません。

傷や周辺から嫌な臭いがしていないか注意します。

嫌な臭い
のあるときは、どこかに細菌の繁殖がある可能性を示唆しています。

3. 水分をふきとります。

4. 皮膚潰瘍の状態と判断される場合は、フィブラストスプレーを噴霧します。

そのあと、白色ワセリンをたっぷり塗布します。

☆ フィブラストスプレーを噴霧しすぎないこと。
通常は、1本を2週間かけて使用します。

5. 傷を湿潤状態を保つように密封します。ノウハウがあります。
当院にご来院の際、直接、そのやり方をご説明します。
 
6. 封入するテープにかぶれる場合は、別の方法を用いることもあります。


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☆ キズパワーパッドを用いた湿潤療法も一般的に行われています。

しかし、当院で行っている密封療法の方が、傷はより早く治ります。

キズパワーパッドの問題点は、粘着力が強いため、新しく盛り上がってきた良好な肉芽も、パッド自体にくっついて持っていかれてしまうことがあることが難点です。

また、本人が、2日以上交換しなかったため、創感染を生じるケースもあります。

☆ サランラップなどを用いた自己流の「湿潤療法(密封療法)」により、傷に感染を生じて来院される方が少なくありません。

感染が生じると発赤や痛みが激しくなるばかりでなく、傷跡が残りやすくなります。

自己流は、危険です。
自分で傷の治療を行いたい方も、一度はご来院下さい。

正しい処置の方法をご説明いたします
。




・熱傷

 

熱傷

やけどは、初期に流水を用いて冷やすことと、水疱は無理に破かないこと、湿潤状態を保つことが基本となります。

皮膚潰瘍(=熱傷潰瘍)
が生じた場合には、フィブラストスプレーを使用することが必要です。

水疱の中に感染が認められた場合には、水疱は破って取り去る必要があります。
 
感染を生じていない水疱を破って取り去るのに適切な時期は、受傷後4日目位です。


いずれの傷についても、重症な場合には、適切な施設に速やかにご紹介いたします。

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傷の治療 湿潤療法 すずひろクリニック


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