生活習慣病 慢性腎臓病

すずひろクリニック
内科 リウマチ科 アレルギー科 皮膚科

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目次


   生活習慣病
   慢性腎臓病

・生活習慣病


高血圧、脂質異常症、糖尿病、痛風・高尿酸血症、メタボリック症候群等の生活習慣病について、診察しています。



まず、食事や運動、勤務状態、心理的ストレスなどの生活習慣の把握、病気の状態の評価を行います。

生活習慣病


食事や運動の改善等のご指導だけで良い場合もあります。

薬剤が必要と判断される方には、薬剤を導入します。

※ 多嚢胞性卵巣症候群(PCO)も、メタボリック症候群に密接に関連します。
この疾患のある場合、ビタミンDの補充や、高血圧がある場合は、スピロノラクトンの処方を考慮する必要があります。(産婦人科の診療だけでは十分ではない場合があります。)


目標値
を設定し、その範囲に入っているか、副作用はでていないか、他の病気はないか、
といった評価も同時に行っていきます。

たばこを吸っている方は、禁煙を強くお勧めします。

歯周病がある方は、口腔ケアを勧め、必要に応じて、歯科を受診するように促します。

食事は、主として、米国の栄養学者コリン・キャンベル、米国医師ラスティグ、マリン等の著述に基づく、アドバイス・指導を行います。
 
 一般の方々のほか、会社経営者、会社役員、一流企業社員、各分野のリーダーなど、ストレスの多い環境にいらっしゃる方も沢山おいでです。

そういった方々は、社会的にはもちろん成功なさっておられますが、ご自身の健康にも十分に気を配ってこそ、真の成功といえます。

当クリニックでは、病気のコントロールをしっかり行うとともに、心身が最高のパフォーマンスを発揮できるように様々なアドバイスを行います。



・慢性腎臓病(CKD)


慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病は、下記の①、②のいずれか、または両方が3か月以上続いている状態(=腎障害が3か月以上持続する)です。

① たんぱく尿(微量アルプミン尿を含む)などの尿異常、画像診断や血液検査、病理所見で腎障害が明らかである状態

② 血清クレアチニン値をもとに推算した糸球体濾過量(eGFR)が、60ml/分/1.73㎡未満の状態

☆ 糸球体ろ過量の低下だけでなく、尿蛋白の量が多いほうが、将来的な腎機能廃絶のリスクが高まります。

糖尿病などの生活習慣病に伴って、慢性腎臓病を併発される頻度が増えます。

加齢も、腎機能低下の大きな要因です。70歳以上の方は、半数が慢性腎臓病に至っています。

腎機能低下は、末期にならないと自覚症状がでないため、つい油断してしまいがちですが、十分な注意が必要です。

慢性腎臓病があると、心血管病(心筋梗塞など)のリスクが上昇します。TMAO(トリメチルアミン-N-オキシド)は、動脈硬化の要因の一つです。

・ホスファチジルコリン(レシチン 卵黄に多い)、カルニチン(赤身肉に多い)が、腸内細菌により、トリメチルアミン(TMA)に変換され、さらに肝臓で、尿毒素のTMAOに変換されます。

・タンパク質が分解して生ずるアミノ酸の一つのトリプトファンは、腸内細菌により、インドールに変換され、さらに肝臓で、尿毒素のインドキシル硫酸に変換されます。

・チロシンは、腸内細菌により、p-クレゾールに変換され、さらに肝臓で、尿毒素のp-クレシル硫酸に変換されます。

これらの尿毒素は、腎臓から尿中に捨てられますが、腎機能低下により、尿中に十分捨てられなくなります。TMAOは、動脈に沈着することにより、動脈硬化が促進します。

慢性腎臓病の場合、生活習慣病などの基礎疾患がある場合は、栄養指導・運動の確認や治療を行います。

慢性腎臓病(CKD)の保存的管理のため、植物主体低タンパク食(PLADO)が奨められています。

CKDの新たな標準治療は、最新のKDOQI(腎臓の国際的組織)によると、

・非糖尿病CKDでは0.55〜0.6 g / kg /日
・糖尿病CKDでは0.6〜0.8 g / kg /日

の制限されたタンパク質食です。

この時、タンパク源は、50%以上が植物由来であることが大切です。( 2020年9月現在のガイドライン)

イメージは、各種 野菜たくさん(ただし、血清Kには注意が必要)、豆腐・納豆主体のタンパク です。

しっかり運動する
ことは、慢性腎臓病の進展を抑止します。

高血圧がある場合、夏場に血圧が下がりすぎると糸球体ろ過量が低下する場合があるので注意が必要です。

喫煙者は、禁煙が非常に大切です。

慢性腎臓病のステージに応じて、カロリー摂取制限、塩分制限、タンパク質摂取制限などが必要となります。

ステージが進むと、血中のリン(p)が上昇するため、その対策も必要になります。

また、十分な飲水量を確保すること(飲み物としての水分量は、1日1~1.5L)、定期的歯科受診(口腔ケア)なども推奨しています。

歯周病は、慢性腎臓病を進行させる危険因子です。

薬剤としては、糖尿病の場合は、SGLT2阻害薬、高血圧を伴っている場合は、レニンアンジオテンシン系阻害薬(とくにARB)、その他、状態によって、クレメジン、抗血小板薬などが使用されます。

クレメジンは、尿毒素やそのもとになる物質を腸管内で吸着し、便中に捨てる薬剤です。食間の服用が基本となります。当院では、早めに使用し、慢性腎臓病の進展を抑止する方針としています。

腎性貧血を伴っている場合は、ヘモグロビン値10以上を目標に エリスロポイエチン製剤を使用しています。

経口薬のダーブロックやバフセオの投与も考慮します。

当院では、慢性腎臓病と判断される場合、必要に応じて早めに腎臓専門医にご紹介し、アドバイスをいただいています。





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  • 掌蹠膿疱症 掌蹠膿疱性関節炎
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  • 気管支喘息
  • 慢性湿疹・手湿疹 脂漏性皮膚炎
  • じんましん・クインケ浮腫
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